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{世界遺産 薬師寺 西塔 建築裏話}

世界遺産薬師寺の金堂の用材は樹齢千年を超える台湾ヒノキを使用し、製材機械を使用して木取られましたが
機械が精密になったので出てくる部材の寸法は正確そのものでした。
それを使用して出来上がった金堂を見ると柔らかさが足りない。

東塔の姿が筆で描いた墨絵の感じであるとすれば金堂は機械製図といった感じでとにかく人間味にかけていた。
そこで西塔をつくるとき、法隆寺の鬼と言われた宮大工、西岡常一棟梁は次のような対策をとりました。

塔の初層には16本の柱が必要だがそれを16人の宮大工に一本づつ削らせ個性の出た柱を組み合わせることに
した。そうしたら柔らかい味がでて人間味のある美しい西塔が出来あがったそうです。

これは法隆寺の宮大工として有名な西岡常一棟梁が薬師寺再建を任されたときの木を生かすコツの話です。